お困りごとの具体例
賃貸の具体例
同性カップルで部屋を借りるのは難しいと感じた方は少なくないのではないでしょうか。では、いったいどのようなことが壁となっているのでしょうか。
まず、お部屋探しの基本的な流れをご紹介します。
お部屋探しの流れ
三好不動産の管理物件であれば、入居審査においてもLGBTに理解ある保証会社と提携しているため、入居審査においてLGBT等当事者だからということで断るということはなく、通常の入居審査となり、入居審査が通れば、契約締結をして、入居日にお部屋のカギをお渡しするという流れになります。
しかし、三好不動産の管理物件以外のお部屋をご紹介する際は、偏見や理解不足からまだまだ課題が多いのが現状です。
その課題の多くは、上記のお部屋探しの流れの中の「3.物件選定」「6.入居審査」の部分です。
物件ごとに不動産管理会社やオーナーが異なりますので、条件も物件ごとに様々です。
では、いったいどのような課題があるのでしょうか。
三好不動産の管理物件以外の場合
step03物件選定
step06入居審査
関係性を根ほり葉ほり聞かれたり、二人入居の場合それぞれに保証人が必要になるケースもあります。更に、その保証人の条件として年齢制限・有職者であること・三親等以内(親・兄弟姉妹)であることなど厳しい条件が加わるケースもあります。
保証人の条件が三親等以内という場合、カミングアウトしていない方であれば、保証人をたてること自体ハードルが高いため契約を断念せざるを得ないということもあるかと思います。
当社がLGBTのお部屋探しを取り組んで行く中で感じた課題が大きく3つあります。
-
problem.01
二人入居できる物件が
そもそも少ないこと。 -
problem.02
保証人や入居審査の問題。
(三好不動産以外の管理物件の場合) -
problem.03
二人入居を一人入居と偽って
契約した場合のリスクを
知らないこと。
保証人や入居審査の問題については、先ほどご紹介した通りですが、そもそも二人入居の物件が少ない中、保証人や入居審査のハードルもあり借りづらいと感じてしまう方が少なくありません。その結果、二人入居を一人入居と偽って契約をしてしまうケースがあります。更に、偽って契約した場合のリスクがあることを知らない方がとても多いという現状があります。
偽って契約した場合のリスクは、契約内容と異なることから退去をせまられたり、故障や事故、火災や災害が起きた場合、契約書に同居人としての記載がないので、保険など適用がされなかったり、災害時の場合は身元がわからない、といったことが起きてしまいます。
こうしたリスクを抱えないためにも、契約者も不動産会社も正しい契約をしてお互いがWIN-WINの関係になれるように心がけていきたいと思います。